- 液体ミルクと粉ミルクを比較した結果が知りたい
- 液体ミルクと粉ミルクそれぞれのデメリットとメリットを知りたい
これらのお悩みにお答えします。
結論、それぞれのデメリットとメリットが相反しますが、子育てには両方導入するのが良いと考えています。
※2020年5月21日時点で日本メーカーの「液体ミルク」は下記の2種類。
フィンランド、アメリカ、韓国等、世界でも「液体ミルク」を子育てに取り入れてる国があります。
基本的には子育て家庭のお財布に優しい「粉ミルク」ですが、育児がしんどい、大変と感じている際、躊躇なく「液体ミルク」でいきましょう。
しんどい時はお財布より心の余裕が大切。
また、地震発生時にミルク作れなくなることを想定し、即座に「粉ミルク」、「液体ミルク」両方赤ちゃんに慣れてもらう必要があります。
地震発生時は赤ちゃんもただでさえ、普段の日常と違うので「粉ミルク」、「液体ミルク」を飲んでくれないことも想定されるためです。
とは言え「液体ミルク」を批判している声もインターネット上でちらほら見かけます。
そこで、本ページでは育児経験をもとに下記の内容を解説します。
液体ミルクと粉ミルクを徹底比較
「液体ミルク」と「粉ミルク」を比較すると下記の通りです。
比較項目 | 液体ミルク | 粉ミルク |
---|---|---|
調乳用のお湯 | 必要ない | 必要 |
泣いた 赤ちゃんが ミルク 飲める までの 時間 | おおよそ10秒程度 ※容器から開封後、 哺乳瓶に液体ミルクを 注ぎ飲ませられる。 | おおよそ10分 (①:3分、②:3分、③:4分)程度 ※ミルクを飲ませるまで 下記①~③の工程が必要 ①水を沸騰させる。 ②お湯を冷まし70℃程度の湯を作る。 ③70℃程度のお湯と粉ミルクを混ぜ、 更にミルクを人肌の温度まで冷ます。 |
哺乳瓶 | 必要 ※日本メーカーの液体ミルク 必要ない ※海外製品の液体ミルク | 必要 |
ミルクの量 | 液体ミルク容器から開封後、 飲み残しできない。 (衛生面より) | 赤ちゃんや乳児が 飲む量にあわせてミルクを作れる。 |
価格(税込) | 粉ミルクより高価。 ※参考 ①アイクレオ 赤ちゃんミルク(125ml): 216円 ②明治ほほえみ らくらくミルク(240ml): 232円 | 液体ミルクより安価。 ※参考 ①明治ほほえみ らくらくキューブ 特大箱 27g×24袋入×2箱:3,999円 200mlのミルク作るために キューブ27g必要 ⇒3,999÷(24×2)=約83円(200ml) ②明治ほほえみ 800g:2,246円 800g÷27g=約29回(200ml)分 ミルク作れる ⇒2,246÷29=約79円(200ml) |
賞味期限 未開封状態 | 6ヶ月~1年 | 1年 |
液体ミルクのデメリットとメリット
液体ミルクのデメリットとメリットについて、育児、地震の被災経験をもとに解説していきます。
デメリット
ミルクの飲み残しができない
衛星面を考慮して、一度、開封した液体ミルクを飲み残しはできません。
菌が繫殖するので、仕方ないですね。
粉ミルクより価格が高い(同じ量のミルクで比較)
おおよそ、200mlあたり約100円高くなります。
※計算は本ページ上部の表の「価格」より算出
新生児の場合、個人差がありますが、1回に飲むミルクの量は約100ml程度でしょうか。
新生児で1日7回ミルクを飲む場合、
「液体ミルク」:約1,400円(約200円×7本)
「粉ミルク」:約350円(約50円/100ml)×7回分
1日に約1,000円の差が…
「液体ミルク」だけの育児は現実的ではないですね。
メリット
調乳から湯冷ましの工程がいらない
これが「液体ミルク」のいいところです。
- 慣れない育児にクタクタ
- 夜泣きが続いて寝不足
- ワンオペ育児で精神的にしんどい
上記の状況下で赤ちゃんに直ぐにミルクを飲ませられることの大きさは計り知れません…
赤ちゃんも直ぐにミルク飲めるので、赤ちゃんにとっても嬉しいでしょう。
地震発生時など停電や断水が起きても赤ちゃんにミルクをあげられる
地震等の自然災害は想定できないことが起こります。
私は平成30年北海道胆振東部地震で被災し、1日強、停電した家で過ごした経験ありますが、育児ストレスと重なるとしんどすぎます…
- 停電→お湯沸かせない
- 断水→粉ミルク溶かすお湯作れない
- ストレス→母乳でない
上記の3つ、重なった場合、「液体ミルク」は赤ちゃんへのしっかりと栄養を届けてくれます。
地震はいつ発生してもおかしくないので、ミルクが必要な赤ちゃんがいる家庭は「液体ミルク」が必須。
粉ミルクのデメリットとメリット
「粉ミルク」のデメリットとメリットについて、解説しますが「液体ミルク」のデメリットとメリットと相反するので、重複した内容になります。
デメリット
お湯の準備など、調乳の工程に時間がかかる
ミルクを飲ませるまで下記1~3の工程が必要です。
- 水を沸騰させる。
- お湯を冷まし70℃程度の湯を作る。
- 70℃程度のお湯と粉ミルクを混ぜ、更にミルクを人肌の温度まで冷ます。
おおよそ10分(1:3分、2:3分、3:4分)程度ですが、赤ちゃんが泣いてるので10分がとても長く感じます…
地震発生時など停電や断水した場合、ミルクを作れない
- 停電→お湯沸かせない
- 断水→粉ミルク溶かすお湯作れない
上記1、2の通り。
赤ちゃんは母乳やミルクからのみしか栄養確保ができないの、ミルク準備できないことは死活問題です。
メリット
赤ちゃんがミルク飲む量だけ作れる
飲む量だけ作れるのが良い点は下記にあわせられることです。
- 赤ちゃんによる個人差
- 赤ちゃんの体調
子育て家庭のお財布に優しいですよね。
液体ミルクより価格が安い(同じ量のミルクで比較)
「液体ミルク」のデメリットより、ある条件下で試算した場合、1日に約1,000円の差が…
「粉ミルク」安いです。
まとめ:批判より赤ちゃんの命や子育てパパ、ママの快適育児が大切
「液体ミルク」にネガティブな声もありますが、育児をするのはパパ、ママがメイン。
また、地震で被災した経験から「備えあれば患いなし」の大切はひしひしと感じます。
なので、繰り返しになりますが、基本的には子育て家庭のお財布に優しい「粉ミルク」ですが、育児がしんどい、大変と感じている際、躊躇なく「液体ミルク」でいきましょう。
また、事前に「粉ミルク」、「液体ミルク」両方を飲んで慣れてもらうことを即座に行ってください\∧∧/
万が一の災害時に後悔しないためにも。
下記のリンクより日本メーカーの「液体ミルク」が1分で通販サイトのチェックができます。
※2020年5月21日時点で日本メーカーの「液体ミルク」は上記の2種類。
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